パニック

2002年10月5日
 仕事のほうが年末に向けてなのか、急に忙しくなってきた。

 チョットした仕事なんだけど、細々とした仕事がめちゃくちゃな量発生して、仕事だけならまだしも、それに係る提出書類などもあるわけで。 それの作成なんかでもアタマの中一杯になってるんだけど、そんな土曜にことはおこった。

 お昼時間なんだけど、事務員は午前中、んで昼休みにはいつも事務所にいるはずの専務まで外出していたために、オレが事務所に残ることになったんだけど。

 電話が鳴って、オレの名前が呼び出された。 「私ですが」って対応したら「○○病院ですが・・」ときた。

 以前、イトコが生死にかかわる大事故を起こしたときも、病院のほうから真っ先にオレのほうに連絡があった。 そのときは携帯だったんだけど。

 その「病院」って聞いたときにいやな予感はしたんだけど、冷静に聞こうと一生懸命に頭のなかを落ち着けていた。

 ウチの母方のおばぁが病院に診察に来ていて、診察の結果、入院を要するってことで、オレに説明を聞きに来て欲しいということで。

 すぐに出るわけにも行かなかったので、専務の帰ってくるまでの間、事務所の中で待っていたんだけど、気が気じゃなかった。

 30分ほど待って、病院に行ってきたら、いつも豪口ばかり叩いているおばぁがベッドの上で点滴を打っていた。 おばぁ本人も言っていたけど、入院するのは初めてのことで。 ましてや小さい頃から怖かったおばぁが、ベッドの上でそうなっている姿を見たときに、なんとも言えない虚無感があった。

 ドクターの話を聞いたら、詳しく検査してみないとわからないけど、脳に腫瘍がある疑いが、ということ。

 以前、おばさん(おばぁの娘)を癌で亡くしていることがアタマのなかでふいによぎった。

 結構進行しているらしく、すぐにでも専門の病院に移したほうがいいということで。

 母のほうと、母の姉妹に連絡を入れて病院に来てもらい、これからの対応、やるべきことを話しした。

 結果、病院を脳神経外科のほうに移るということで、月曜までその病院に緊急入院ということになった。

 とりあえず今日のとこは帰るということになって、職務のほうに戻ることに。

 帰りのクルマの中で、おばさんが亡くなったときのことが頭から離れず、そのときの光景が甦り、涙をこらえることができなかった。

 そばを走っている車や、通行人が見たらなんだろう?って思ったことだろう。(笑)

 とにかく、治療法があるのなら一刻も早くそうして、いつもの元気なおばぁになってほしい。

 本日の1曲
  Celine Dion 「That’s the way it is」

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